世界の国々 世界三大

世界三大スープって知っていますか?味噌汁はランクインしている?誰が決めたの?

今回の世界三大シリーズは料理です。その中でもさらに絞ってスープにもなんと世界三大があります。世界三大珍味は聞いたことあると思いますが、スープにもあるんです。

しかもスープの場合は、各国の争いが熾烈なため現状3つではなく4つあります。さてあなたは一体いくつのスープを飲んだことがありますか?

そして、日本を代表するスープである味噌汁は3大スープに入っているのでしょうか。そして3大スープって一体誰が決めたのかについて迫ります。

世界三大スープ候補は4つ!

世界三大スープにノミネートされているスープは現在4つあります。その4つとは、下記のとおりです。

  • ブイヤベース(南フランス)
  • フカヒレスープ(中国)
  • トムヤムクン(タイ)
  • ボルシチ(ロシア)

それでは1つ1つのスープについて詳しく解説していきます。

ブイヤベース(南フランス)

本格的な西洋料理を初めて食べるときには、日本の人は大抵戸惑いますよね。なぜならスープが最初に出てくるからです。西洋の世界ではスープは料理の初めに飲んで食欲を刺激するためのものなのです。

ただ、スープはわき役のような存在ではなく、「スープの出来は、その日のシェフの料理の出来を表す」ともされている非常に重要な料理です。

前置きが長くなりましたが、ブイヤベース発祥の地と言われている街はフランス最大の地中海の港マルセイユです。ブイヤベースの歴史は古く、かつてマルセイユの漁師たちは、とれた魚のうち上等なものを売り、残りの魚を持ち帰りました。

それを煮てクルトンとるルイユ(にんにくと香辛料をきかせたマヨネーズのようなソース)を添えて夕食にしました。その後、マルセイユが貿易港として栄えた19世紀に、上流階級の人々がブイヤベースをより高級な料理に下て、世界三大スープの1つになりました。

実はブイヤベースにはスープに入れる材料を定めた憲章があり、少なくとも4種類の地中海産の魚を入れなくてはならないと主張する人もいます。最も一般的な魚はカサゴ・アナゴ・ホウボウ・マトウダイなどになります。これに生トマト、ジャガイモ、生のフェンネルをたっぷりと加え、アニスの香りのペルノ酒を入れて煮ることで正真正銘のブイヤベースとなります。

フカヒレスープ(中国)

フカヒレスープは高級中華料理の代表格です。ただ、英語で検索するとshark fin soupというのですが、googleの予測変換で「shark fin soup japan」が一番上に出てきたので、フカヒレスープは英語圏の人からは日本の料理と思われている可能性も(笑)

フカヒレは、大型のサメの尾びれや背びれを乾燥させた食材で、フカヒレ自体には大した味は実はありません。いかに上質なスープで煮込んで味をなじませるかが勝負なのです。ただ、一番のウリはゼラチン質たっぷりの舌触りだと言われています。コラーゲンがたっぷりです。

ちなみにフカヒレの歴史は、14世紀の明の時代から続いており当時から皇帝に愛されていた高級料理だったようです。そして18世紀ごろから庶民の中でもスタンダードな料理として定着していきました。

トムヤムクン(タイ)

トムヤムクンはタイ発祥のエビ出汁のスープです。エビの殻とレモングラス、唐辛子、コリアンダーなどを煮てスープをとり、エビのみを入れて作られます。独特の辛さと酸味がやみつきになります。

ちなみにトムヤムクンの意味は、「トム」=煮る、「ヤム」=混ぜる、「クン」=エビという分解ができ、エビを煮て混ぜたものという直訳になります。

鶏肉を入れると、トムヤムガイになり、ココナッツミルクを入れるとトムヤムサイになるなど、色々な変化を楽しむことができます。

またタイ料理の味のバランスは甘み・塩気・酸味・辛味の4つが重要視されています。
甘みを出すには、ココナッツミルク、パームシュガー、シーユーなどが使われます。塩気にはナンプラー、オイスターソース、干しエビなどが使われます。酸味を加えるには、ライム汁とタマリンドペーストがあります。最大の特徴である辛味には、唐辛子を使うことが多いです。

私は辛い料理が好きなので、タイ料理屋にいくとよくトムヤムクンを注文します。辛いけど美味いのでついついずっと食べてしまう、これが世界三大スープの実力ですね。

ボルシチ(ロシア)

ボルシチはウクライナとロシアの料理です。赤かぶに似たテーブルビーツなどを煮こんだ赤色のスープに、サワークリームをかけるのが一般的です。

ビーツは日本ではほとんど売られているのを見ませんが、リン・ナトリウム・鉄・カルシウムなどが豊富で非常に健康に良い野菜で「食べる輸血」と言われています。ビーツは非常に硬い野菜なので、ボルシチを作る際には下茹でしてから食べる必要があります。

実際ビーツにはほぼ味がなく、トマトが味の決め手になるという人もいれば、牛肉の代わりに肉団子をいれることで良いスープができるという人もおり、地域差があるようです。

実際私がロシア料理店で飲んだ時は、思ったよりもあっさりしていて非常に飲みやすかったのが印象的でした。

味噌汁はランクインしていないの!?

残念ながら2021年4月時点で味噌汁は世界三大スープには数えられていません。

味噌汁は他のスープに負けず、非常に健康的な料理です。良く入っている具材でなくてもブロッコリーやナスなどどんな野菜でも不思議と合ってしまうので味噌汁のおいしさの所以であり、健康的と言われている理由です。

塩分を気にされる方もいますが、実は味噌汁の塩分はそこまで高くありません。ラーメンや中華料理の方が数倍高いです。1日3倍までなら健康上、全く問題ないのです。

世界三大スープというのは正直誰が決めているわけでもないので、味噌汁の知名度が世界中で上がれば、いつの日かブイヤベースやボルシチと肩を並べる日もくるでしょう。

世界三大スープって誰が決めたの?

具体的に決めた人の名前や組織はわかっていません。

よく聞く話では、各国が「自国の料理が美味しいこと」をPRしようとしたことが始まりで、自国のスープ+他国で有名なスープ2つを「世界三大スープ」として伝えたと言われています。

最初に言い始めた国がどこかはわかりませんが、中国はそういう世論操作みたいなこと得意ですしね(笑)

さらにこれは下記の疑問の答えでもあります。
世界三大スープと言っているのに、なぜ4つあるの?

それは、「各国が自国のスープの味が世界一だと主張したい」からに他なりません。
イタリアも中国もタイもロシアも、他の国に自国の料理が負けているとは認めたくないんですね。その気持ちは日本人の私たちもわかります。

味噌汁の話の時にも触れましたが、つまり私たち日本人も「味噌汁は世界三大スープの1つで健康的かつ美味しい!」とアピールし続ければ、いつかは3大スープの1つに認定されるかもしれません。

まとめ

今回は世界3大(4大?)スープについて紹介しました。どのスープを世界3大に選ぶかは全て飲んでみて各々で決めるべしですね。個人的にはブイヤベースは飲んだことないので、コロナが収束したらイタリアに行って本場で飲んでみたいと思っています。

ちなみに他の世界三大○○についても書いていますので、ぜひ雑学としてどうぞ。

「世界三大○○」一覧で23個紹介します! あなたはいくつ知っていますか?

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