世界の国々 世界三大

建築の世界3大巨匠は誰?実は日本にも彼らの代表作品があるって知っていますか?

建築界の世界三大巨匠とは、ミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビジェ、フランク・ロイド・ライトの3人です。

世界3大○○を紹介していく、世界3大シリーズの第一歩として世界3大巨匠と呼ばれる建築家を紹介します!

一般的には有名ではないので、1人でも知っていれば博学です。今回は代表作品も一緒に紹介していきます。今から100年前の建築とは思えないような建築物ばかりです!

ミース・ファン・デル・ローエ

Stamps of Germany (Berlin) 1986, MiNr 753.jpg
引用元:wikipedia

ミースファンデルローエ(1886~1969年)はドイツ出身の近代建築家で、アメリカで活躍しました。「神は細部に宿る」「より少ないことは、より多いこと」などの名言を残しています。

鉄とガラスとコンクリートを用いた高層建築のパイオニアと呼ばれています。大都市の摩天楼のような風景を予見していました。

代表建築

ファンズワース邸 Edith Farnsworth House (アメリカ)

自分のやりたいように設計するという楽しみができるのも天才ならでは。ただ全方位スケスケでなんか落ち着かなそうですね。。。(笑)

中の空間は部屋と部屋の仕切りがなく、家具を置くことでそのスペースが寝室だったり、リビングになるという設計です。内部空間を制限せず、自由に使おうという考え方で、ユニバーサルスペースと呼ばれています。

ちなみに、現代でよく見るイスの形でミースファンデルローエが設計したものも数多くあります。下の写真の手前や奥のイスはミースが自分の建築に最も合う家具を自分で作ったもので「バルセロナチェア」と呼ばれていますが、今でも人気の高いイスとなっています。

シーグラムビル Seagram Building (アメリカ)

現代の高層ビルの模範となっているビルで、鉄骨とガラスのカーテンウォールで作られているこのビルは、当時1958年のニューヨークの最先端でした。内部はユニバーサルスペースの考え方が取り入れられています。

フランク・ロイド・ライト

Frank Lloyd Wright LC-USZ62-36384.jpg
引用元:wikipedia

フランク・ロイド・ライト(1867~1959年)はアメリカの建築家で、アメリカで多くの作品を残しています。「有機的建築」をキーワードに、自然に近い素材を用いる建築を追求しました。

帝国ホテルの旧本館を設計したことで知られており、日本の建築家に与えた影響も大きいと言われています。主な作品は個人住宅が多く、アメリカ中西部に平屋建ての「草原住宅」の傑作を多く手がけました。

代表作品

落水荘 Fallingwater House (アメリカ)

ライトの晩年の作品で、彼の一番有名な作品と言っても過言ではありません。大富豪のカウフマンというが自身の別荘としてライトに設計を依頼しました。当初、「滝の見える家を作ってほしい」と依頼したらしいのですが、結局滝の上に建つ家になっています。(かなり揉めたそうですが・・笑)

またライトは、日本の建築に非常に関心があり、日本建築のように人間と自然との調和を目指して作った作品がこの落水荘です。竣工は1936年で、今でも改修が行われ当時と同じ姿で残っています。

旧帝国ホテル本館 (日本)

日本にも彼の設計した建築物がありました。それが旧帝国ホテルです。すでに取り壊されており、現在は移築されたエントランス部分のみを見学することが可能です。

この建物は1923年の竣工日に関東大震災に見舞われるという悲劇がありました。周りの建物が倒壊する中、旧帝国ホテルは僅かな破損はありつつもほぼ無傷に残ったことで注目を集めました。ほぼ100年前にも関わらず震災に強い設計をしていたのだから驚きです。

平等院鳳凰堂に影響を受けた左右対称の形となっており、大谷石やテラコッタタイルを用いたこだわりの素材で作られていることがこの建物の特徴でもあります。

ちなみに、2005年には、帝国ホテルのリニューアルに伴い、ライトのデザインを再現したスイートルームができましたが、何とお値段1泊42万でした。(笑)

ル・コルビュジェ

Le Corbusier (1964).jpg
引用元:wikipedia

ル・コルビジェ(1887~1965)はスイスの建築家で、おもにフランスで活躍しました。「住宅は住むための機械だ」と言い、白い箱のような無機的な建築をデザインし、合理性を極めました。

「近代建築の5原則」を発表し、「近代建築の祖」とされています。都市計画の設計案を多く手がけたが受け入れられたのは唯一インドのパンジャブ州の州都チャンディーガルでした。

代表建築

国立西洋美術館 (日本)

東京の上野にある国立西洋美術館は実はル・コルビジェの作品なんです!よく名画の展示会が行われていますよね。そしてなんと、世界遺産でもあります。「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献」という名称で2016年に世界文化遺産登録されました。

スロープ、ピロティ、自然光を利用した照明などを用いており、日本の戦後の建築感にも影響を与えました。
また国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが追い求めていた「美術作品が増えても必要に応じて外側へ増築して展示スペースを確保できる美術館」という構想を実現した美術館の一つでもあります。

ロンシャンの礼拝堂  (フランス)

機能性を追求したル・コルビジェの作品とは思えないほど異質な作品となっているロンシャンの礼拝堂ですが、機能性とデザイン性を両立させた最高傑作の1つと言われています。

カニの甲羅のような形をした屋根や分厚いコンクリートの壁は、一見礼拝堂には見えません。この作品は第二次世界大戦でドイツの空爆によって破壊されてしまった礼拝堂を再建したいと、ロンシャンの人々の依頼を受けたル・コルビジェが1955年に作った作品です。

内部もル・コルビジェの工夫が凝らされており、日本の建築家・安藤忠雄が20代のころにこの礼拝堂に訪れた際には「あまりの強烈さに1時間と経たずに逃げ出した」という言葉を残しているほどです。ぜひ内部も見に行きたいですね。

まとめ

今回は世界の3大建築巨匠を紹介しました。現代建築は彼を模倣して作られていることも多いと思います。100年前にこのような建築がすでに存在していたのは信じられないです。コロナが収束した後には、海外へ飛んで彼らの建築を存分に味わいたい思いでいっぱいです。

他にも世界三大建築世界三大征服者も紹介しているので、ぜひ知識を蓄えてみて下さい!

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