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ウクライナにロシアが介入する理由をわかりやすく解説【1分地政学】

今回はウクライナ問題について解説していきます。

どうしてウクライナでは紛争が起きているんだろう?しかもなぜクリミア半島はロシアに併合されてしまったんだ?? う~ん、わからん。

ウクライナ問題の原因は、地政学的問題である

まずウクライナは帝政ロシア時代からソ連時代まで、ロシアの領土に含まれていました。そして1991年のソ連崩壊と同時に独立を果たしています。その為ロシアには「ウクライナはロシアの領土である」という意識が強いです。

まず、ウクライナとロシアの国境を見てみるとその周辺に明確な自然国境はありません。そのためロシアとの交流がもともと活発です。上の地図を見てみましょう。ウクライナの中央を南北に縦断する川を隔てて東側にはロシア系住民が多いです。逆に西側はポーランドと同じカトリック教徒もいます。(過去にはポーランドとウクライナがまとめてロシア領だったこともある為)

つまり、民族分布と国境が一致していないんです。ロシアとの連携を望む東ウクライナとEUやNATO加盟を目指す西ウクライナの対立が紛争の原因になります。

ロシアがどうしてもウクライナを併合したい理由

それはウクライナがロシアにとって、軍事的地政学的にとても重要なエリアだからです。クリミア半島には、黒海への出口となる軍港セヴァストポリがあります。ロシアには年中使える港がありません。北極海に面している港は冬季は凍結して使用できないからです。ロシアは歴史的に見ても数百年間、不凍港を求めています。

不凍港の獲得はロシアの長年の願いなんです。

EU対ロシア

ロシアの強大化を恐れるEU諸国は、ウクライナをロシアから切り離し、NATOに加盟させたいのが本音でしょう。その為、欧米の対ロ経済制裁はロシアがクリミア半島を実効支配する限りは続けられています。

ロシアとしては、ウクライナはEUとの緩衝地帯としての意味もあるので、何としてもわが手の中に収めたい一心です。安全保障的な観点から、ロシアの隣国がすぐにEU加盟国であると、いつ攻め込まれてもおかしくないという危機感があり、まさに喉元に刃を突き付けられているような状況なのです。

この状況はしばらく続くことになるでしょう。ロシアとヨーロッパ各国が協力しあう未来が見えるまでは...

地政学に少しでも興味を持った人は下記の本がわかりやすいのでおススメです。

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